2007年11月9日金曜日

バックホーの上部旋回体とは

 バックホー(油圧ショベル、ユンボ、パワーショベル)で、運転席(キャブ)やディーゼルエンジン、油圧タンクやポンプなどを搭載しているのが、上部旋回体と呼ばれる部分です。

 上部旋回体は、レボフレーム(レボルビングフレームの略)やスイングフレームとも呼ばれますが、建機メーカーによってどう呼ぶかは若干異なっているようです。

 この上部旋回体は、フロント(作業機)と呼ばれる、バックホーで直接掘削や解体を行うための部位が、前方に接続されています。

 具体的には、上部旋回体側のブラケットとブームフート部が、フートピンという太いピンを通して接続されます。

 また、上部旋回体とブーム間には、ブームを上下させるための油圧シリンダー(ブームシリンダー)が設置されます。

 ブームやアーム、またその先のバケットやアタッチメントなどがフロントには含まれますが、そのフロントを直接支える土台であり、またキャブからバックホー全体のコントロールを行うという点でも、上部旋回体はバックホーの中心ともいえる部位であるかもしれません。

 (もちろん他のフロントや下部走行体も、バックホーには必要不可欠な部分です。)

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